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人間ドックや健康診断で中性脂肪の高さを指摘された経験はありますか。いわゆる生活習慣病に該当している人は、もれなく中性脂肪も高めになる傾向がありますよね。
そもそも中性脂肪とはどんなもので、何故下げる必要があるのでしょうか?そして下げるために必要なことは?
中性脂肪を下げる為に有効な対策は様々ありますが、身近な食材であるりんごにもそのパワーが秘められているそう。りんごは中性脂肪にどんな影響を与えるのでしょうか。

そもそも中性脂肪とは?
中性脂肪が高いこと=悪いという概念は何となくありますが、具体的に何が良くないのでしょうか。
そもそも中性脂肪とは人が活動する上で必要なエネルギー源のこと。
食べたものが肝臓で中性脂肪として生成され、それが血液によって全身に運ばれ、内臓や皮下に「脂肪細胞」として蓄えられます。この脂肪をエネルギー源として燃焼し、人は活動することができるのです。つまり中性脂肪自体は悪いものではなく、人間に必要な脂肪であるのです。
人間の体がこのように脂肪を溜めこむようになったのは、農耕民族になる前の段階だと言われています。狩猟生活をしている時代は、日々安定した食料を得ることが不可能です。そのため中性脂肪として確保しておくように進化したという訳です。

中性脂肪増加による影響は?
しかし農耕民族なって以来、というよりも飽食の時代になっている現在では、溜めこんだ中性脂肪を切り崩していく必要性は薄れてきていますよね。
それどころか1日に必要なカロリー以上を摂取することの方が多くなり、それによって余分な脂肪が溜めこまれるようになってしまう。中高年になると基礎代謝も下がり運動量も減少するので、若い時と同様な食生活を続けていると、中性脂肪が増加してしまうのも当然の結果なのです。

こうして中性脂肪が増加すると、体にどんな悪影響を与えるのでしょうか。
まず血中に脂肪が増えるので、血管が詰まりやすくなったり血管内壁の細胞も傷つきます。
これは動脈硬化症を起こす原因ともなるもの。それを起因として脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞といった疾患に繋がる可能性があります。

中性脂肪を下げる?りんご
こうした事態を避けるには、正常値を超えた中性脂肪は下げる努力をする必要があります。
運動や食事制限などが有効ですが、食材によっては中性脂肪そのものを下げる効果があります。
青魚やお茶は有名ですが、実はりんごにもそういった作用があることが判明しています。
そのメカニズムはりんごに含まれるりんごポリフェノールという成分。りんごを食べることで、脂質を分解するリパーゼという酵素の活動が抑制されるので、脂肪にならずそのまま排出される割合が増加するというもの。コレステロールや体脂肪を下げる効果も期待出来るので、ダイエットにもお薦めの果物です。
ただ果物に含まれる果糖の取り過ぎも体に良くないので、過度に食べることは禁物です。